ジェネリック医薬品と偽造薬剤について

ジェネリック医薬品について

 

ジェネリックとは一般的な意味でED治療薬でいえば、バイアグラはシルデナフィル、レビトラはバルデナフィル、シアリスはタダラフィル、また、AGA治療薬でいえば、プロペシアがフィナステリド、ザガーロがデュタステリドが有効成分の一般名で、後発品(ジェネリック品)は一般名がそのまま商品名となります。

川崎らいおんクリニックではジェネリックか否かに関わらず、全ての医薬品を国内メーカーから国内卸売業者を経由し購入・処方しています。

有効成分が同一のため血中濃度が同じであれば、同一効果が期待できるとされます。

偽造薬にご注意ください

日本性機能学会発行のED診療ガイドライン・第三版では、偽造PDE5(ホスホジエステラーゼ5)阻害薬についての記載があり、2008年8月から2009年9月に日本とタイでウェブサイトから購入されたPDE5阻害薬3剤について、日本では43.6%、タイで67.8%が偽造薬品であったとされています。
2011年と2015年には偽造薬剤に含有された血糖降下薬グリベンクラミドによる重篤な低血糖発作があったとの報告がありました。

ただ2020年12月この文章を作成時にある国内ジェネリック医薬品メーカーがジェネリック医薬品の信用を著しく低下させる事故を起こしたと報道されました。

川崎らいおんクリニックでは、該当する医薬品も事故当事者メーカーの医薬品も取り扱っておりません。また、この報道がされてからは、国内の医療機関に医薬品を卸しているどの卸業者も当該メーカーとの取引は中止しています。

今後、万が一にもジェネリック医薬品にて、信用を著しく低下させるような事例が発覚した場合には該当する医薬品もその製造元の全ての製品も扱うことは中止いたします。

川崎らいおんクリニックでは安全に細心の注意を払って診療を行っております。